達磨のご利益や由来について
☆だるまとは何か
「だるま」は、インドから中国にわたり禅宗を確立した「達磨大師」のことであるとともに、
仏教用語としては「真理、規範、事物」などの意味を表します。
☆だるまのご利益
一般的には「商売繁盛」や「開運出世」などの守り神として、また、
「人に忍耐・人望・福徳の三徳をさずける福神」
と言われ、古くから広く信仰を集めてきました。
また、だるまには「何度失敗しても屈しないで奮い立つ」という「七転び八起き」の意味もあるので、
「必ず叶えたい願いがある方の必需品」です。
本人がお買い求めになるのはもちろんですが、贈り物としてもおすすめです。
☆だるまの由来
始まりは、延宝5(1667)年に東皐心越禅師が開山した禅宗の一派である黄檗宗の少林山達磨寺で、毎年正月に心越禅師の描いた一筆達磨の座禅像を配り札としていたことによる。
その後、文化年間に達磨寺の近隣の上豊岡の山県朋五郎が達磨寺九代目住職の東獄和尚に木型を彫ってもらい和紙を張って作ったのが、高崎だるまの始まりとされている。
冬に風が強く乾燥する気候がだるま作りに適しており、農閑期の副業として盛んに行われるようになりました。